お葬式の習わし研究会

各地におけるお葬式の習わしについて研究しています

葬儀の行き着く先は家族葬になる

葬儀はこぢんまりとした家族葬というのが現代の主流になりつつあります

最近では芸能人のようにかなり名の売れている人でも葬儀は家族葬で行う例が増えています。
これは社会と個人とのつながりがそれだけ希薄になっていることをあらわしていますが、必ずしも悪いことばかりではありません。
そもそも葬儀と言うのは故人ともっとも身近な家族の気持ちが最優先されるのは当然のことでしょう。もし大きな式場を借り切って何百人もの参列者が来たとしたら、果たして家族の人間はゆっくりと故人を偲ぶことが出来るでしょうか。
それは到底不可能だと言わざるを得ないのだから、それよりは葬儀は家族葬にして、故人とつながりのある人は後で別の日に個人的にお線香を上げに来てもらえばそれで十分だという考えも成り立つわけです。

肥大化しすぎたお葬式への反省から生まれました

そもそも現代の葬儀はお金がかかりすぎるし、それが家族にとって大きな負担になっているとも言えるでしょう。
特に昨今のように不景気が続いて給料も上がらないのでは葬儀代だって節約するのは当然です。
その点家族葬ならこじんまりとしたものに出来るしお金だってあまりかからないのだからそちらを選択する人が増えるのも当然のことです。

簡素=家族葬ではなく、親しい方のみで送り出したいという希望の表れ

葬儀のこうした変化は必ずしもいいことだとは言えないし、人と人とのつながりが薄くなっている証拠と言えますが、それは現代に生きる人間すべてに共通のことだし将来もその傾向は強まっていくでしょう。
しかしどんなに人のつながりが薄くなっても家族のつながりは簡単にはなくならないでしょうから、家族葬が今以上に簡素になることは無いでしょう。
したがって葬儀が最終的に行き着く形が現代の家族葬だといえるし、やがては葬儀に他人が出席する時代というのはなくなるかもしれません。
それでも家族が残ってくれるならそれで十分に満足だと考える人は多いのではないでしょうか。

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